昔の上司と部下
昔、上司だった人やお付き合いをあせていただいて会社のいわゆる「偉いさん」と、久々にお会いすると、驚くほど年老いていらっしゃったり、距離感をつかむのに苦労したりする。年老いてと言ったが、見かけではなくて精神的にというか、その方の雰囲気と言ってもいいしオーラと呼んでもいいかもしれない、それらが、ひどく精彩を欠いていて、少し残念なことが多い。すでにリタイヤされているにもかかわらず、それでも現状のタイトルなり、役職をひどく気にされている。以前交際していたときには、そういったものに対するこだわりをまったく感じなかったのに...2,3時間話をしていると昔からそうだったのだろうかとさえ思えてくる。
僕もいつかそういうものを心のよりどころにするのだろうか、何か悲しい気がする。
しかしながら、昔の部下でメシをおごれと言ってくる連中は頼もしい「ハネッカエリ」が多い。
自分の人生と、僕の人生を比較して、僕のが早いとか遅いとかくだらないことに鼻を膨らます。本人たちもけして深刻にそんなことを言っているのではなく、いわゆるデモンストレーションで酒のつまみで言っているのだろう。
僕は、最近の中堅のマネージメントの人たちに、いわゆる上昇志向のようなものを感じなかった。強い上昇志向が良いものかどうかという議論は興味がない。ただ、単に上昇志向、出世欲といったものを余り感じないだけだ。
昨日、昔の部下と食事をして感じたのは、彼らにも強い上昇志向なりはあるのだ、しかし、それは僕たちの世代のそれとは、形も色も違うのだ。
そういった違いを嗅ぎ分けていくべきなのだろう。
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