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水曜日, 11月 09, 2005

カメラと釣りとカメラ屋のマジック

僕は、いわゆる男の子がひっかるモノには、キッチリ引っかかってきた。 オーディオ、クルマ、ライター、万年筆、パソコン しかしながら、女性とカメラにだけはまったく縁がなかった。 釣り、特に、僕の好きなフライフィシングでは、釣った魚をキャッチアンドリリースで放してしまう。 別に哲学的に、倫理的に、政治的にキャッチアンドリリースをしているわけではないが、困ったことがひとつある。釣った魚を自慢できないのである。 僕は、友達に恵まれているので、釣った魚の写真なしに僕の話を信じてくれる友人はいない。みんな世の中とは、社会とはということかを教えてくれているのだ。 で、カメラが必要になるわけで、デジカメ購入となる。僕は、エプソンのデジカメ1号機のさらにベータ版を持っていたくらいだからデジカメの歴史だけは古い。 2,3台購入した後、僕はcannonのIXY200かなんかを持っていた。釣り仲間は私と同様の理由かどうかは知らないがみんな良いカメラを持っていた。そして一様に僕の写真に注文をつけた。今から7,8年前の話である。 彼らの多くはカメラのウンチクは語るが誰も推薦はしてくれない。 で、僕は、神田のキムラカメラに向かった。 その1 やつらを黙らせるカメラでなければならない。 その2 釣りに使うので軽いものでなければならない その3 魚を接写するので接写可能でないと、またピンボケ写真とバカにされる カメラ屋に行くとその昔、僕にはまったく必要ないのに、ニコンのFxxという名前も忘れるくらい使いにくい(実際使っていない)フィルム・カメラを売りつけた店員さんが待っていた。 今回の僕は違う。カメラ雑誌を読みまくり下調べは万全。 ライカかコンタックスと決めていた。とにかくこれならやつらが黙りそうだ。何しろ値段が高い。 例の店員さんと話、結局、僕が店を出るときに持っていたカメラはライカでもコンタックスでも なく、ニコンの一眼レフD70だった。 こんな重いのじゃ、ロッドが振れない。 彼の話は実に巧みだ。わが社の営業にいやコンサルに雇用したいくらいだ。 かくして、僕は釣り仲間に更なる蔑みにあい。更なる出費でIXYの400をビックカメラで買わなければならないのだった。

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