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金曜日, 5月 30, 2008

オーディオと教養

何年か前、まだ我が家のオーディオルームが健在だった頃の話。 当時はまだ家内がマンションの1Fで、ローソンを経営しており、その端っこにオーディオルームを作って悦にいっていた頃がある。 当時はメインにJBLの4311(アルニコ)とランサー101他にフォステクス、マランツ、Boseをならべ 大小7組のスピーカーセットに囲まれていた。多少の防音を施し大音量で聞いていた。 マーラーの交響曲の5番の冒頭では、吸っていた煙草の灰が床に落ちた。 ある日、友人(といっても15歳も年上の方だが)のお宅を訪ね、音楽を聴く機会があった。 ご夫婦のリビングルームは、品のいい家具に囲まれ我が家と比較すると実に物の少ないという印象を与える部屋であった。TVが部屋の隅にあってしかも14型だった気がする(当時としても小さかった) スピーカーはセレッションの16cmか20cmウーハーの2way、 アンプは10万くらいのイギリス製でセレクタとボリュームコントロールしかついていない 。 CDデッキはマランツ製である 。チューナーもなければ、カセットやMDの録音機材がない。 至ってシンプルである。 シスコンと比べれば遙かに高いが50万円もしないシステムだろう 。 アンプは真空管にしたかったのだがリモコンでボリュームをコントロールしたいので このアンプにしたと言っておられた。 いい音でしたね。 僕の聞いている音よりは小さいけれど、比較的大きい音で聴いておられて、 バロック(ご主人)とピアノ(奥さん)を中心に聴いておられました。 ちょっと考えさせられたのは、 部屋にはものが少ないがその一つ一つが厳選された印象があり 、 少ないのに却って豊かを感じさせられる、そういう部屋であったことだ。 インテリジェンスというのは、部屋をにも現れる物だと言うことを痛感させられた感があった。 スピーカー7組のオーディオルームにはインテリジェンスのかけらもなかったしなあ....

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